しかし なにも みつからなかった

見た映画を置いておきますね

2.43

 

高校男子バレーもんっつったらもうハイキュー!!がありますからね、あの漫画アニメと同じ土俵で戦うなんてまあ無謀だなーなんて思って見始めて、あれこれもしかして…って感じで3話位で確信に変わりました。えぇえぇ、これはBLです。

窮鼠はチーズの夢を見る、も抵抗無く見られるし、同級生なんか劇場に1人で見に行ける位のワタクシですからしっかり12話、見させて頂きましたよ。

 

高校スポーツ作品でよく使用される設定とかが以下かなーと勝手に思っていて、

・怪我(選手生命に関わる)

・喧嘩(結果出場停止的な)

・恋愛(主に異性)

・天才1年(敬語使える)

・運動神経の固まり1年(敬語使えない)

・温厚な主将(何故か同期は少ない)

・ライバル校(去年までは全国に行ってる)

・実は名将(去年まではその匂いすらさせない)

・テスト編(赤点取ったら大会参加不可)

・1度辞めてる部員の再召喚(未練タラタラ)

etc

とまあ大雑把に挙げましたが、これ以上に沢山あるパーツを如何にして組み合せてこう読んでる側を熱い気持ちにさせるかってのがテーマなのかなーと。

 

ハイキュー!!は上記の中でも怪我と恋愛がとにかく少なかったってかほぼ無いんじゃないかなって印象なんですね。その代わりにデカイトラウマがあったりするんですけれども。

(2.43も主人公にデカイトラウマあるんですが)

なのでまあハイキュー!!に勝つ…とまではいかないまでも、バレー物で違いを出すならこの2つ使っていこうじゃん!って制作サイドが思ってるかどうかは知る由もないんすが…見た結果そうなのかなって。

 

で、早速恋愛部分ですが…

東京へ行った幼馴染主人公1が福井に帰ってくる、ってところで嬉しさのあまり頬を赤らめる主人公2だったり、部長の為に動くのが下心だと公言する副部長、怪我をしてマネージャーになった同期を必ず全国へ連れて行くと言うライバル…登場人物みんな男子です。

ハイキュー!!、との違い出してきてます。

 

だからもうね、ハイキュー!!とは別の角度から見ればそれなりに面白い作品として受け入れられる訳です。

 

あとは怪我ですが、これはライバル校の方に使っていました。

決勝直前で尻もち着いたエース(アップの雪合戦でってのはどうかと思うけど)を庇って手を骨折するマネージャーと今まで落ち着いてたのに決勝で相手と接触して古傷が疼き出すライバル。

まあでもそうでもしないと、主人公チーム勝たせられないかなー。

そう考えるとハイキュー!!はちゃんと成長させてて凄いなーとは思ったり思わなかったり。

12話で終わらせるためには仕方ないんでしょうけど。

 

後は設定を福井にした事でそもそもの参加校が少なくなるので、焦点当てる人物が必然的に少なくなるのも良かったとは思います。

 

オープニングカッコいいぜ!

エンディングはなんかこわいぜ!

 

以上です。